金森一郎市議(シニアクラブ世話人)と高岡市政の現状について勉強会を開催しました

4月12日(火)に行われた役員会に先立ちまして、高岡市の現状を学ぶ勉強会が開催されました。シニアクラブ世話人でもあり、高岡市議会議員の金森一郎さんに講師をお願いし、高岡市の平成28年度予算を見ながら、高岡市の未来に向けて、どのような総合戦略が立てられ、実行されているかをお話ししていただきました。

当日資料1「平成28年度予算における主な事業『未来高岡』総合戦略の概要」

当日資料2「未来高岡」総合戦略

『高岡新時代 「未来高岡」へのステップアップ予算』~輝く明日が予感できる都市の実現に向けて~

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高岡市では新世紀創造プロジェクトとして

(1)交流・観光
(2)歴史・文化
(3)ものづくり
(4)安全・安心
(5)人づくり

の5つの分野に分け、それぞれ具体的な取り組みを掲げ、計画が立てられています。その計画に基づいた施策について、今年度どのくらいの予算を使って行われるかを細かくお話しいただきました。

次に「未来高岡」の総合戦略として定めた4つのテーマ

1.魅力的なしごとに挑戦できるまち
2.多様なひとが住みたいと感じるまち
3.安心して子どもを産み育てられるまち
4.快適に暮らせ、創造的に活動できるまち

の具体的な施策と予算をお話しいただきました。

 

これらのお話を聞かせていただく中で、高岡駅前東地区再開発の状況や、学校の耐震化の状況、新たな市民体育館の建設への取り組みなど、私たちの身近なインフラがどのように変わろうとしていて、どのくらいの費用や時間がかかるかなどが見えてきました。そして、観光やものづくり、その他市民活動への支援状況なども理解することができました。

シニアならではの本音トーク

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それでここまでが言うなれば、建前の話。ここから金森さんへの質問ということで、突っ込んだ議論がなされました。

事情通や当事者が集うシニアクラブならではの再開発のリアルな現状や、古城公園が今後、市民が集う公園であり続けるのか、それとも国史跡として活用されるのか、現在の市当局の状況など、ここでは書けないような意見のやり取りがなされました。

また民間企業の経営者ならではの視点として、限られたリソースを、どのように優先順位をつけ、実行していくべきかなど、まんべんなく予算をつけて施策を行っている現状や30年後のグランドデザインが見えないことに批判的な意見が多くだされました。

これからの「未来高岡」に向けて我々ができることを一緒に考えていきましょう!

金森さんにはご質問という形て、いろんなお話をきかせていただきました。未確定要素もたくさんある中で言いにくいところもあったと思いますが、市、市議会、議員、市民としてのそれぞれの立場という前置きはありながら、意見を交わすことができました。

時間がなかったので、出席者全員からご意見をいただくことはできませんでしたが、まちづくりの現状を理解し、そして意見を伝え合うことの意義を改めて感じることができました。シニアクラブとしても具体的なアクションを起こしていこうという動きがある中で、今回の勉強会はとても有意義なものとなりました。

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